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ASECコインとは?[質問コーナー]

記事のポイント

  • ASECコインとは?
  • 日本の法律
  • ASECコインは詐欺

 いつもコインの森をご愛読いただき誠にありがとうございます。今回新たな質問が寄せられたので、回答させていただきます。コインの森ではいつでも無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。質問は以下のものとなります。

ASECコインについて調べて欲しい」

結論から申し上げますと、このASEANコインは詐欺です。もし、購入を迷って相談をされたのであれば購入せずに、すでに購入してしまっているのであれば消費者庁・消費者センター・警察などの機関にご相談してください。

ASECコインとは

 ASECコインは「東南アジアの貧困問題解消・ASEAN全域の経済活性化を目指す暗号通貨プロジェクト」として説明されています。貧困問題解決プロジェクトとされていますが、提携している販売代理店では「投機目的での投資」をすすめています。まだコインは完成しておらず、「現在プレセールス中」つまりICOとされています。しかしこのコインがどのような技術が利用されているのかの具体的な説明はなく「独自のブロックチェーン採用」としか技術の説明はなされていません。プロジェクトに携わる有名人の説明は詳しく書かれているのにもかかわらず、プロジェクトそのものの説明やコインのシステムについては全く説明がされていません

さらに現在はASECコイン発行者である株式会社が正規販売店としてASECコインの販売を行っていますが、コインの森で調べたところ、この会社は特定商品取引表記にも、金融庁商品取引業者でも金融商品仲介業者でも認可を受けておりませんでした。

日本の法律

 日本では現在暗号通貨には改正資金決済法が適応されており、交換業を行うには金融庁・財務局の認可が必要となっています。交換業とは「暗号通貨と法定通貨、または暗号通貨同士の交換」や「交換の際に利用者の金銭や暗号通貨を管理する業務」のことを指します。例え国外で認可を受けている業者であっても、日本で交換業を行うには金融庁・財務局からの認可が必要となっています。つまり、認可を受けずに日本営業を行っているのは日本法規制外の存在であるということになっています。そしてこの登録には株式会社であること、資本金額が1000万円以上であること、純資産がマイナスでないことなどの一定要件を満たす必要があります。またICOも資金決済法や金融商品取引等の規制対象となっております。ICOにおいて発行される一定のトークンは資金決済法上の仮想通貨に該当し、その交換等を業として行う事業者は、内閣総理大臣(各財務局)への登録が必要になります。登録なしにこうした事業を行った場合は刑事罰の対象となります。

ASECコインを販売する株式会社 ASEC PROJECT PARTNERS.

ASECコインは完成しておらず、現在プレセールス(ICO)中であることから、ASECコインのICOを行っている。株式会社 ASEC PROJECT PARTNERS.は内閣総理大臣(各財務局)への登録が必要となっております。しかしながら同社はコインの森で調査したところ、金融庁商品取引業者でも金融商品仲介業者でも認可を受けておりませんでした。この時点で同社は違法販売をしている企業となります。さらに上記のオフィスはレンタルオフィスであり、信用するには値しない企業であることがわかります。

参考:政府広報オンライン 金融庁 

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