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Sコイン・MUFGコイン・Jコイン、独自通貨への動き

記事のポイント

  • 金融機関、独自の決済システム開発へ注力
  • 送金コストや決済代金の即日現金化など、利便性向上へ

政府のキャッシュレス政策を受け、国内の銀行はQRコード決済の統一規格作りやスマホアプリでの送金などキャッシュレス決済を普及させるための取り組みを行っている。中でも注目を集めているのは、各金融機関が利便性向上のために発行する独自通貨ではないだろうか。

独自通貨

金融機関による独自通貨は国内だけで、Jコイン、MUFGコイン、Sコインと豊富にある。いずれも決済・送金の利便性を向上させることが目的となっている。だが、これらのコインにもそれぞれ特徴が存在する。

  • MUFGコイン MUFGが独自に開発している暗号通貨であり、専用アプリでMUFGコインを利用した送金や代金支払いが可能となる。1コイン=1円と価格を安定させて運用される予定となっている。2018年に発行し、2019年に大規模実証実験を行う予定となっている。
  • Sコイン SBI HDが株式会社Orbと共同で開発している暗号通貨であり、スマホ上でチャージ・決済ができる決済用のものとなっている。どうコインのプラットフォームでは前払式支払手段の電子マネー等、用途に応じて独自のデジタル通貨を設計し、発行することが可能となっており、多種多様な決済インフラが提供されると期待されている。
  • Jコイン みずほFGやゆうちょ銀行などが共同開発を行っているデジタルコインであり、コイン加盟店が負担する手数料は、クレジットカードより安く設定するほか、別のデジタル通貨や電子マネーと交換できるとされている。2020年までにサービス開始を目指している。
小見出し
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG) MUFGでは2015年から独自にブロックチェーン技術の研究開発を行っており、独自通貨MUFGコインのほか同技術を利用した高速決済システムの開発も行われている。また2016年7月にはアメリカの大手暗号通貨取引所Coinbaseと資本・業務提携をしており、本年度中に独自の取引所を開設も目標にしていることを金融庁に伝えている。MFUGは暗号通貨の利用が拡大する将来に備え、確実に準備を進めている。
  • SBIホールディングス SBIではブロックチェーン技術が金融業界だけでなくどの業界でも活躍していくと考えており、2018年1月に設立したSBI AI&Blockchainファンドでは、すでに27社への120億円もの投資が決定している。また暗号通貨取引所SBI VCの運営や分散型台帳による決済システムの参加、と暗号通貨・ブロックチェーン技術へ積極的な取り組みを行っている。
  • みずほフィナンシャルグループ(FG) 「国内のキャッシュレス化が十分に発展していない」とし統一規格のQRコードスマホで口座から電子マネーに変換できるアプリの提供などを行うことで、キャッシュレス化を促進させようと動いている。

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