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ドバイ、政府内決済システムにブロックチェーン技術で透明性・正確性の確保

記事のポイント
  • ドバイ財務省、政府内決済システムにブロックチェーン
  • 正確で透明性のある体制がブロックチェーンで
  • ドバイのブロックチェーン技術への取り組み

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ財務省(DoF)は、スマートドバイオフィス(SDO)と提携し、政府内での決済を効率的に行うためにブロックチェーン技術を基盤としたシステムの運用を開始した。これにより、政府内での決済はより正確で透明性の保たれたものとなり、資金の動き・政府の行動は国民の信頼を得られやすくなる。

ブロックチェーン技術とは

ブロックチェーン技術とはデータ管理システムの中の一種となる。今までのシステムではデータを管理者が管理していた中央集権型の形だが、このブロックチェーン技術ではデータをサーバーという一ヶ所に集めるのではなく、複製を分散させお互いに管理しあう形をとっている。そのためアクセス集中によるサーバー落ちや維持コスト、データの透明性といった問題が改善されるものとなっている。また、同技術はチェーンと名にあるようにデータをつなげていくものであり、改ざんを行う場合このつながっているすべてのデータを監視している人すべての目を欺く必要がある。しかしそれは理論上不可能だとされており、改ざんできないシステムとして信頼を得ている。

ブロックチェーン基盤の決済システム

今回の決済システムは2016年にDoFとSDOとで共同開発したDubaiPay(ドバイペイ)をブロックチェーン技術でさらに効率的にしたものだという。このシステムにより、ブロックチェーン技術で正確性・透明性を向上させるだけでなく、取引速度も向上させる。従来の政府内決済では、すべての取引を手作業でマニュアル通りに検査し、決済を行っており、決済が完了するまでに最大で45日もかかっていた。しかし今回はこのシステムを導入することで、すべての取引はブロックチェーンネットワークに保管され、効率的に取引が行われるようになる。現在では政府間内での決済に利用されるが、将来的にはドバイ警察や税関、地方自治体などの様々な政府機関を加え、透明性の高い効率的な体制が作られる。

ドバイのブロックチェーンへの取り組み

ドバイは「2020年までに完全なブロックチェーン都市化」の計画を掲げ、ブロックチェーン技術で世界を先導する立場になることを目標としている。この計画実現のために国内の研究開発、企業支援、誘致、研究者への援助など様々な取り組みを行っている。また今年の7月には、ドバイ国際金融センター(DIFC)が法律に関する業務を合理化するために、ブロックチェーン裁判所の構想を発表している。またこのほかにも車両の追跡や観光業に特化したマーケットシステムにブロックチェーン技術を活用している。

参考:zawya.cpm  CCN.com


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