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AUDを担保にしたステーブルコイン発行へ[ステーブルコインに注目集まる]

記事のポイント

  • AUD基軸のステーブルコイン発行へ
  • 2019年完成予定、準備は順調
  • 注目集まるステーブルコイン

オーストラリアの暗号通貨大手企業EmpartaとBitTradeが、オーストラリアドルと連動させた価格安定暗号通貨(ステーブルコイン)の開発のために協力関係を済んだことを明らかにした。

ステーブルコイン

暗号通貨といえば高い価格変動率で価格が乱高下し安定しないものとして認識されてる。しかしこのステーブルコインでは法定通貨やほかの暗号通貨に連動させることで、価格変動を小さくし価格がある程度保たれるようになっている。暗号通貨の欠点ともいえる価格変動を最小限に抑えながら、暗号通貨の利点である取引速度を利用できる利便性の高いコインとしてステーブルコインは注目されつつある。最近では日本円を基軸にしたステーブルコインの発行計画も発表されている。

AUDに裏付けされたコイン

このステーブルコインは完全にオーストラリアドル(AUD)と換金できる点から、ステーブルコインの代表格でありながら様々な疑惑が飛び交うテザーとは一線を画すものとなっているとされている。仮に給料をこのステーブルコインで得た人が、コインをAUDと換金した場合、コインはバーン(burn)されてAUDを受け取ることができる。換金されれば当然裏付けとなるAUDは消え、コインの存在価値はなくなるためburnされる。こうした仕組みができているため担保のないコインは存在できないようになっているのだ。

現在、両社は連動するAUDを確保するうえで必要な銀行との提携は成立していないものの関心を示している期間は数多く存在しているという。ただこのプロジェクトは、税務当局やオーストラリア証券投資委員会(ASIC)の認可を得る必要があり、現段階では話し合いにとどまっているため、年内に発行することはないようだ。しかしオーストラリアは暗号通貨やブロックチェーンに対して寛容な国であり、法規制も適切に整備され、政府も業務にブロックチェーンを導入することに意欲的であることから、きちんとサービスが提供できる銀行との連携が取れれば認可は得られるのではないかと思われる。

  • Emparta 同社はブロックチェーン技術を用いた雇用プラットフォームの運営開発を手掛けており、人を雇う際の手続きや給与の支払いプロセスを合理化できるサービスの提供を行っている。今回のステーブルコイン発行事業もそのサービスの雇用者への給与支払いを容易に効率的にするために行っているのではないかと考えられている。
  • BitTrade 同社は暗号通貨取引所BitTradeを運営しており、同国内で長い歴史を持っている取引所となっている。ステーブルコインは暗号通貨の価格変動の緩衝材としての機能もあるため、取引所にも注目されている存在となっている。

参考:Businessinsider.com 


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