ニュース

デジタル遺品、相続できる準備整ってますか[終活のデジタル化]

記事のポイント

  • デジタル遺品に関するサービス
  • 遺産相続もデジタルの証拠で円滑に
  • 暗号通貨の相続も

書籍や音楽、通貨と様々なものがデジタル化した現代に合わせて、デジタル遺品を整理するサービスが誕生した。いまやスマホである程度のことは何でもできてしまう環境となっており、そのスマホに様々なものが残されている。特に日本のスマホ普及率は高く、年齢にかかわらず幅広く利用されているため、このデジタル遺産を巡って遺族が資産を相続するのに手間取ることも増えてきている。便利な一方で、所有者がいなくなってしまった際にそのセキュリティの高さゆえに相続するのが難しくなっているデジタル遺品を整理するサービスは需要が高まりそうである。

デジタル遺品の整理サービスを提供しているのはDIGITAL DATA SOLUTION inc.(以下DDS)で、同社は当初犯罪の証拠となるデータを調べるサービスに注力しており、データ復旧で高い評価を得ていた。そんな同社に「故人の遺産相続に必要となるデータを取り出してほしい」との要望が多く寄せられ、今回のサービスが誕生した。このサービスはパソコンやアンドロイドスマホが対象となっている。

また株式会社アーバンフューネスコーポレーションでは、デジタル遺品の整理を助ける機能搭載された家族の連絡用SNSアプリを無料で配信している。このアプリでは情報の内容ごとに分類分けすることが可能で、遺族が引き継いでほしいデータは残り、引き継いでほしくないデータは消去されるようになっている。親しい間柄であっても見られたくないものは消されるため、安心してデータの相続ができるようになっている。またこのデータを引き継げる人物を生前に指定することも可能なため、銀行のID/パスワードや暗号通貨取引所の秘密鍵などの相続相手も指定できるようになっている。この契約内容はブロックチェーン技術で保管される。このアプリ「タスキ」を配信している同社は各地の葬儀社と提携している。そのため遺族が同社と提供している葬儀社へ死亡診断書を出すと、生前の契約に則ってデータの整理が行われるようになっている。

デジタル化が進んでいるなかで、こうしたデータ整理のサービスは今後注目を集めるのではないかと思われる。

参考:DIGITAL DATA SOLUTION inc. 株式会社アーバンフューネス


関連記事

関連記事

  1. 1週間(5/6~5/12)のニュースまとめ

  2. 欧州も本人確認の義務付けに動く

  3. 米FRB金融政策報告書、仮想通貨の急伸はリスク選好のあらわれ

  4. コインチェック和田社長、ボディーガードを付ける日々

  5. アラブの取引所でリップル(XRP)が上場

  6. ついにYahooでも!相次ぐ大手企業の暗号通貨業界への参入

PAGE TOP

ニュース

ブロックチェーン投票の課題

ニュース

黒田総裁、アメリカで講演[新興国でのデジタル経済]

ニュース

金融犯罪とオリンピック[対日審査と金融機関の取り組み]

ニュース

「近鉄しまかぜコイン」の発行へ[国内地域通貨]

ニュース

昨日(10/19)のニュースまとめ

ニュース

詐欺的な投資勧誘に注意[初心者向け]

ニュース

仮想通貨の投資助言に関する法律[なんでも相談室]

ニュース

公正取引委員会、実態調査へ[キャッシュレス決済]