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拡大するRippleNet 中東最大の資産規模誇る銀行も加盟

記事のポイント

  • サウジアラビア国立商業銀行(NCB)がRippleNetに加盟
  • 国内最大・中東で2番目の資産規模を誇るNCBの影響
  • 中東地域のRippleNet加盟

暗号通貨取引所だけでなく金融機関・送金業者も注目し、名を連ねている国際送金ネットワーク、RippleNetに中東最大の銀行、サウジアラビア国立商業銀行(NCB)が新たに加盟した。RippleNetにはこれまでインドの大手銀行コタック・マヒンドラ銀行やクウェートの銀行(KFH)、オマーンのドファール銀行、アラブ首長国連邦の金融機関などが加盟している。上記の通り近年のRippleNet加盟は中東地域を中心としていることから、今後中東地域での市場拡大が予想されている。

サウジアラビアの規制当局は暗号通貨取引を違法とする声明を8月に出しているが、その声明が発表される前の2月には、同国の通貨庁とRipple社は提携し、同国内の銀行にxCurrentを活用し送金インフラの向上を目指すとしていた。そのため今回のこのNCBのRippleNet加盟も自然な流れだろう。金融機関はRipple社の提供する分散型台帳技術(DLT)を活用することで透明性・速度・安全性・利便性が大幅に向上し、そのうえコストも削減しての決済サービスの提供が可能となる。サウジアラビアは海外労働者も多いため過去10年間で世界最大の送金先といわれており、巨大な市場となっている。RippleNetに加盟したNCBは同国内で540万人の顧客を抱え、国内で最大・中東でも2番目の資産規模を誇る銀行であることから、今回のNCB加盟は今後のRippleNetに大きな影響を及ぼすのではないだろうか。

冒頭で述べたように中東地域でのRippleNet加盟が増えている。

  • アラブ首長国連邦のラース・アル=ハイマ国立銀行(RAK)
  • オマーン国のBankDhofar(ドファール銀行)
  • クウェート初のイスラム系銀行であるクウェート・ファイナンス・ハウス(KFH)
  • クウェート国立銀行(NBK)
  • 特にKFHは世界大手の銀行であり、国際金融取引を担っているためNCB同様RippleNet拡大のための重要な立ち位置となると考えられる。またイスラム系銀行で採用されていることから、イスラム金融参入への布石とも見れるのではないだろうか。

以前【止まらぬRippleの快進撃】で紹介したようにTransferGO者によって数千億円規模の巨大市場である欧州・インド間の国際送金もおこなわれており、すでにRippleは国際送金技術において確立して地位を築き始めている。また日本でもRipple社の提供する技術xCurrentを活用した銀行送金アプリのリリースが今秋予定されている。

参考:Ripple(通貨庁) Ripple(NCBについて)


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