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Ripple社とIBMは競合するのか

この記事のポイント

  • Ripple社、ブラジル金融サービスBeeTechと提携
  • スタンダードチャータード銀行、Ripple社の重要性語る
  • Ripple社とIBMは競合するのか
  • Chris Larsen氏「他社も国際送金システムに注目したのはいいこと」

世界各国の様々な企業と提携しているRipple社だが、今回新たにブラジルの決済サービスを提供しているBeeTechとの提携が発表された。

最近ではRipple社のサービスを利用するといった契約を結んでいるのは100社にも上ることを明らかにし、送金企業だけでなく世界各国とも契約を結んでいる同社は大変注目を集めており、スタートアップ企業50選でも7位にランクインするほどになっている。TransferGOという国際送金企業がRipple社の技術を欧州とインド間の送金で活用している。

またイギリスに拠点を構え、世界70か国に事業ネットワークを展開する世界的な銀行金融グループ、スタンダードチャータード銀行のケニアCEOは「貿易金融などでのブロックチェーン技術の活躍を期待しており、それにブロックチェーン企業であるRipple社が有用」と考えているようである。国際送金はもちろん、個人間だけでなく企業や国家規模で行われる。そのなかでも貿易は巨額の資産が動くものであり、この分野での効率化・システムの改善にRipple社が大きく活躍するのではないかと期待されている。日本の大手金融機関三菱UFJ銀行でも「Ripple社の送金サービスは有用なもの」と評価されていることから、同社が暗号通貨業界に限らず期待されていることがわかる。

また、アメリカ大手IT企業であるIBMが発表した暗号通貨XLMのネットワークを活用した決済ネットワーク(BWW)と競合するのかというのも大きな焦点となっている。ただRipple社のxRapidでは仲介通貨としてXRPだけが利用され、手数料がXRPであるため採用企業は一定量のXRPを保有することが必要となる。しかしIBMではあくまでもXLMのネットワークを活用したものであってXLMそのものを利用するわけではなく、複数のステーブルコインの中から利用したい通貨を選ぶことができるという点がある。と双方のサービスには違いがあるため同じ分野で競合するとは言い切れないものとなっている。

このIBMなどの他企業が国際送金サービスの開発に参入することに対して、Ripple社共同創設者兼最高執行責任者(COO)のChris Larsen(クリス・ラーセン)氏は「従来の国際送金システムの問題について他社も着目し活動し始めたのはいいことだ」とCheddarのインタビューで述べた。


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