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金融機関の急速な成長[2秒以内での取引処理]

この記事のポイント

  • アフリカでの急速なフィンテック産業成長
  • 南アフリカ銀行間では2時間で1日分取引管理完了

アフリカ諸国では多くの人々が銀行口座を有していない。そのため人々の生活の中では「銀行」という機関を利用せずとも生活ができるような環境になっており、電子マネーや暗号通貨といった銀行という機関を介さない決済手段の普及は、銀行が生活に根付いている国々よりもはやく、これらを活用したサービスの成長も早い。

アフリカだけの問題ではないが、国際送金には送金金額に対して高い手数料が必要となる。そしてその手数料以上に取引速度は2~3日と非常に長い時間が必要となっている。アフリカではこの取引では2週間程度かかることもあり、国際送金の利便性は低い。しかし、暗号通貨を利用した送金サービスであれば手数料・取引速度と従来の送金とは比較できないほどのものとなっている。「送金に価格変動の大きいものを使うのはリスクでは」とする声もあるが、そのリスクがあるのは送金手続きを行っている間だけであり、アフリカや現在時刻の法定通貨が大きく変化している国々の通貨よりは低いリスクになっている。そのため暗号通貨は非常に効率よく利用できる決済手段となっているのである。

南アフリカの中央銀行プロジェクトでは、銀行間決済処理の効率化プロジェクト、Projedt Khokhaが進められている。このプロジェクトは大規模決済システムを支えるために参加銀行間で分散型台帳を作成、トークン化された通貨残高を担保、取引の追跡を可能にしたもので、これまでの中央銀行だけで管理するのではなく、全体で分散させながら管理することを可能にした。これにより、取引速度・セキュリティ性は大幅に向上し、このネットワークでは2時間で一日の取引量管理、2秒以内での取引処理が可能となった。また参加銀行はお互いの取引を閲覧することができないという、プライバシーにも配慮できているものとなっている。このじっけん成果から、Projedt KhokhaはFinTech&RegTech Best Distributed Ledger Initiative(フィンテック&レグテックの最高分散型台帳イニシアティブ賞)を受賞している。

 


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