中国政府が5月から開始した暗号通貨・ブロックチェーンプロジェクトの格付け第4回の結果が公開された。上位2位のイオス(EOS)、イーサリアム(Ethereum/ETH)については順位に変化が見られなかったが、コモド(Komodo/KMD)とビットコイン(Bitcoin/BTC)が大きく順位に変化を見せた。
この格付けの審査基準は
- 独立したブロックチェーンを有していること
- ノードを自由に作成できること
- 情報を追跡することが可能になっていること
などの基準から判断し、基礎技術・応用性(活用しやすさ)・革新性の総合評価で順位が決定される。今回、10位から3位へ上昇したコモドは、第3回の格付けでも17位から10位へと順位が急上昇していた。コモドはブロックチェーンの基礎技術への評価が見直され、安全性・分散性・機能が評価されたため、このような順位上昇が起きたようだ。KMDはジーキャッシュ(Zcash/ZCH)からハードフォークしたコインであるため高い匿名性を持ちながらも、匿名取引か公開の取引かを選択する自由もあるため匿名性がありながらも安全性の高いものとして評価されている。またKMDはICOの基盤としての機能もあるため、今後の活躍が楽しみなものとして期待が高まっているようだ。
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