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マイニング業界のこれから

暗号通貨の価格低迷で、マイニング事業者は利益確保が困難になり契約の見直しやサービスの停止などの処置を行っている。クラウドマイニングサービスを提供しているハッシュフレアはサービスの中止を決定し、ジェネシスマイニングは契約内容の見直しを行っている。

 

マイニング事業者はマイニングに大量の電力が必要とされることから、電気料金が安価な地域や優遇を受けられる国などに集中している。またマイニング機器の機械熱を抑えるための電気代節約のため寒冷な土地でのマイニングを行っている。しかしマイニングにかかる費用は電気代だけでない。マイニングを効率よく行うには高性能なマイニング機器が必要となり、その機器の購入費、維持費もばかにならないのだ。そして、マイニングによって手に入るコインの量が一定でも、価格が下落すればそれらの費用を賄いながら利益を生むことは当然難しくなる。こうした理由からマイニング業者の撤退や事業縮小が行われているのだ。

 

しかしマイニング業界大手ビットメイン(Bitmain)や韓国サムスン電子が大きく成長していることから見て、これはマイニング業界全体が縮小しているのではなく、業界内で競争に敗れたものが消えていくだけのようにも見える。テレビや自転車、Wi-Fiルーターでのマイニングと日々進歩し、効率化が行われているこの業界で生き残るには、これら大手と競えるような力が必要となる。ただ新規参入者が少なく、既存の業者が撤退していく状況を見るに、今後同業界に参入するハードルは高くなるのではないだろうか。

 

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