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暗号通貨投資は危険か

暗号通貨が「リスクが大きいから危険」と評されるのは今に始まったことではない。価格変動が大きいため、小額投資であっても大きな利益を得ることができる反面、損失も大きくなる。しかしこのリスクというのは利益に見合っていないものなのだろうか。利益に見合わないリスクは確かに「危険」とされるが、それなりのリターンがあるのであればそれは「大き過ぎる」リスクではないのではないだろうか。

 

この「リスクに見合っているか」を暗号通貨の専門家ではなく、経済的に見た場合どうなるのか。アメリカのイェール大学経済学部教授らは経済・金融の観点からこの暗号通貨のリスクを調べた。教授らは、数値が高いほど投資効率がいいとされているシャープ・レシオ(Sharpe Ratio)で、高いリスクに相当する利益を得られるのかどうかをはかった。これの調査ではなんと証券・株式よりも数値が高い結果となった。対象となった暗号通貨が時価総額上位3位のビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックスアールピー(XRP)であったからこその結果かもしれないが、少なくとも一般的に恐れられているほどの危険な投資先ではないということが明らかとなった。

暗号通貨市場はいまだ法規制が完全に整備されている状態ではない。そのため本来はいい投資先として機能するかもしれないが、詐欺や犯罪が横行している現状では決して手放しでほめられる状況ではないだろう。今回のSharpe Ratioの結果はあくまで価格変動のリスクに見合っているかどうかにおいてのみの結果となっており、犯罪が横行している等の要因については何ら考慮されていない。

同大学の研究ではほかにも「仮想通貨 ハッキング」の検索が増加すると価格が下落し、暗号通貨関連のTwitterのツイート、Google検索が増加すると価格が上昇する傾向にあるなどとしている。

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