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ノアコイン、水面下で動く

香港拠点の暗号通貨会社、ノア・アーク・テクノロジーズが東証2部上場企業、ビート・ホールディングス・リミテッドの買収の動きを見せている。暗号通貨会ではかの有名な詐欺「ノアコイン」の発行元である。

 

ノアコインは有名な詐欺コインである。「フィリピンの経済成長を支援する」と崇高な理念を目標に開発され、フィリピン政府のお墨付き!!と謳っていたが、実際は政府も中央銀行も証券取引委員会もこのプロジェクトに関与していないということが、フィリピン大使館によって明らかにされた。また、提携していたとされているフィリピンの大企業やフィリピン航空も無関係であると正式に声明を出されている。また情報商材を扱っており、怪しい人物としても有名だった泉忠司という人物が広告等だったというのも知られている話である。またノア社は登記上の住所に存在せず、確認が取れなかったとフィリピン大使館は当時明らかにしている。

 

この買収提案に対してビート社は「東証上場の名を利用しようとしているのではないか」という不信感から否定的な姿勢になる。また、東証側も投資家保護が十分でなく、健全化も進んでいない暗号通貨市場と距離を置いてきただけあってこの買収については困惑しているようだ。しかし、東証側にこの買収を止める権利はないため、成り行きを見守るしかないのだろう。

 

ノア社がこの買収で「東証」という信用度の高い名を利用したいと考えていることは確かだろう。今もなお根強い信者がいるノアコインでもう一儲けしたいと考えているのかもしれない。もしくは、ビート社の事業範囲である香港・シンガポールなどのアジアでのICOも視野に入れているのかもしれない。この「東証」のブランドに惑わされる人も多そうだ。しかしこの「ノアコイン」について東証側も警戒しているだけあって、買収が成立してもそれに伴い上場廃止も十分考えられる。だが、この動きがあったことで「東証」というブランドで信じてはいけない。名前にはつられてはいけないということを再確認させてくれたいいニュースだったのではないだろうか。

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