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ローンでの暗号通貨購入禁止

オーストラリアの銀行は、不動産を担保にしたローンで暗号通貨を購入することを禁じた。理由は言わずもがなリスクの高さからだ。レバレッジ取引は多くの利益が生み出せるものかもしれないが、同時に多くの損失をもたらすものでもある。銀行は消費者に対し警告を行うと同時に、悲劇的な結果を避けるためにローンでの暗号通貨購入を禁じた。

今回この措置をとった同国のクイーンズランド銀行はローン契約を「仮想通貨の獲得・利用に関わる場合、いかなるローン目的も受け入れない」と改訂し、消費者に対して警告を行っている。

同国では暗号通貨・ブロックチェーン技術に関して寛容的・友好的な国である。政府は先日、政府機関の書類をデジタル化するという試みから、テクノロジー企業IBMと提携しブロックチェーン技術を活用したデータ管理や最先端技術の提供を受けている。また同国内では新聞社で暗号通貨の購入ができるなど身近な存在となっている。また観光客の多い同国では、観光客に快適な買い物を楽しんでもらおうと換金の必要のない暗号通貨決済を空港や観光地、タクシーなどの移動機関で導入している。

しかしこのように暗号通貨が身近な環境では、暗号通貨取引の危険性も薄らいでしまうのだろう。現在同国では国税庁、財務省、規制当局、中央銀行などが、暗号通貨投資や取引に関して注目している状況であるため、銀行は問題を未然に防ぐため各々こうした措置をとっているようである。

【補足】レバレッジ取引とは、少ない資産で多くの取引を行うことを指す。レバレッジ(Leverage)とはてこという意味で、このレバレッジ取引はてこの原理になぞらえたもの。てこを利用することで少ない資産(力)で大きな資本(物)を動かせるようにするというもの。高い倍率をかけるほど当たった時の利益は大きくなるが、失敗したときは同様に損失が大きくなる。ハイリスクハイリターンの取引となる。

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