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非中央集権型銀行、開設へ

マルタで世界初の非中央集権型銀行の設立計画が行われていることをブルームバーグ(Bloomberg)が報じた。この銀行はブロックチェーン技術を基盤にしたシステムで運営、デジタル株式所有者(トークン投資家)らによって所有される。暗号通貨・ブロックチェーン技術関連に友好的で明確な規制が行われているマルタに本拠地を構え、銀行開設は2019年を予定している。これからマルタ規制当局からの認可を得る方針。またマルタはEU加盟国であるため、欧州の中央銀行から承認を得ることが必要となる。

いよいよ「分散型」という構造が暗号通貨だけのものではなくなり、銀行・金融機関・他の業界へ「分散型」の体制が浸透していくのではないだろうか。またこの分散型銀行の設立に関して、世界最大手の暗号通貨取引所、Binanceが約170億円もの出資を行ったようだ。マルタでの認可は、同国が最先端技術に寛容であることから不安視する必要はないかと思われるが、欧州中央銀行の承認が得られるかが大きな問題となるのではないだろうか。

[補足]

  • 欧州中央銀行はユーロ圏の単一金融政策を担う中央銀行となるが、その意思決定はEU圏内の各国政府、欧州委員会などの機関に影響を受けず、独立し各国の中央銀行総裁らの意見を持って決定されるため、各国の政治思想よりも金融安定や金融市場にもたらすであろう影響力を考えて行われる。
  • マルタでは暗号通貨・ブロックチェーン技術に関して友好的な法規制を設けており、暗号通貨取引所BinanceやOKExといった大手企業、技術関連企業が拠点を同国に移している。最近ではトークンを後で会社の株式に交換できるというICCOを世界で初めて、同国に拠点を置くブロックチェーン企業が行った。

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