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中銀のデジタル通貨導入で費用削減[イタリア]

イタリア銀行副総裁は「中央銀行がデジタル通貨を発行することで、EUは760億ユーロ節約できる」とした。

同副総裁は中央銀行が発行するデジタル通貨は、誰にも責任がない暗号通貨と異なり、中央銀行に責任があり、その資産により価値は裏付けされていると強調し、デジタル通貨にすることで製造・輸送・廃棄などの費用を挙げて、これらを削減することができると述べた。またこのデジタル通貨と分散型台帳技術を組み合わせることで、セキュリティ性を向上させつつ管理費用を削減できるとした。

また3月に国際決済銀行によって発表された報告書では「金融に負担がかかっている時期には、国内投資家は中央銀行のデジタル通貨に魅力を感じる可能性が高い」としたことからも金融安定化に効果的なのではないか、とした。

イタリアも日本と同じく債務返済に追われている国であり、国民が国内の金融・経済の未来に不安を抱いているのは同じだろう。しかし人々が国内の将来に悲観的であるときに、中央銀行のデジタル通貨などに魅力を感じるのだろうか。悲観的であればあるほど、政府への信頼度は低いため、政府に依存したい暗号通貨へと流れるのではないだろうか。

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