コイン一覧

 

BitCoin 1:ビットコイン(BTC)

2009年にサトシナカモトによって発表された論文をスタートに開発された、最初の暗号通貨。政府や中央機関に管理されない、全く新しい形の通貨を目指して作られた。
特に自国の通貨が不安定であったり、急激な価値の低下を恐れた国民がビットコインに安定を求める姿が見受けられるようになっている。キプロスやアルゼンチンなどでは実際に市民が自国通貨を見限り、ビットコインに両替している。
ビットコインは管理発行団体がいないことが最大のポイントで、金融機関などを通さず直接相手に送金できることも既存通貨と比較して大きなメリットである。
ビットコインを始めとする多くの暗号通貨が「マイニング」というコインの生成作業を世界中のコンピュータが行っている。
世界中のコンピュータで同時に、マイニングを通してコインの流れを管理するという「ブロックチェーン技術」がビットコインの持つ最大の革命的要素であり、この技術を活用した多くの新しいビジネスやシステムのアイデアが生まれている。
コインの発行総数は2100万BTCとプログラムで決められており、マイニングによって世に生み出される仕組みで、年々発行数が減少する。
一方、2013年末に1200ドル前後まで上昇した価格は、2014年2月に大手取引所Mt.GOXが「システムがハッキングされ資産を盗まれた」として経営破綻したことから一気に下落した。2015年はじめには同社が所在する日本の警察庁が「コインの盗難は99%が内部の犯行」との見方を示したため更に価格の下落を招くこととなった。
しかし暗号通貨のパイオニアであり、価格の下落に逆行して年々ビットコインに注目する企業や個人は増加しており、時価総額世界一も維持している。

関連情報
オープン時期:2009年1月
ビットコイン財団:https://bitcoin.org
ブロックチェーン:https://blockchain.info
最大生成コイン数:2,100万BTC
生成アルゴリズム:SHA 256
紹介動画:http://youtu.be/Gc2en3nHxA4

 

 

Ripple 2:リップル(XRP)

クリスラーセン氏率いるリップルラボが主体となって開発、発展を進めている「リップルプロトコル」という価値交換ネットワーク。このネットワーク内で使用されるのがXRP、通称リップルコインである。
ラーセン氏は世界最大級の決済代行サービス「PayPal」の創業者の一人であり、電子決済サービス業界の第一人者でもある。同氏と共にリップルラボの前身であるオープンコイン社を立ち上げたのが、Mt.Gox創業者のジェド・マケ-レブ氏である。ラーセン氏はマケ-レブ氏とタッグを組むことでビットコインの欠点を補い、テクノロジーの進化に取り残された感のある送金の世界にインターネットの恩恵をもたらすべくリップルを考案した。
ビットコインなどの「中央集権のない暗号通貨」と異なり、リップルコインはリップルラボが管理運営を行うので、システム上なんらかの修正が必要な場合適宜対応が可能としている。また公式のゲートウェイ(取引所)はリップルラボと提携・協力体制にあり、この点において様々なセキュリティリスクを夫々のゲートウェイが個別に対応しなければならないビットコイン関係のゲートウェイとは仕組みが異なる。
コインの発行総数は1000億XRPで、XRPは最初から発行済とされており、管理団体の運営開発費用やパートナーなどに一部が充てられている。コインをマイニングによって生み出すシステムではないため、マイニング時に消費される電力などの面からリップルは「よりエコなコイン」と言われている。
暗号通貨のメリットであるP2P送金のスピードはビットコインの10分、ライトコインの2分と比較して10秒前後と、リップルに軍配が上がるが、取引量の大きさや関連ビジネスの多さでは未だビットコインを追従する立場である。

関連情報
オープン時期:2013年
公式サイト:https://ripple.com/
最大生成コイン数:1,000億XRP
生成アルゴリズム:生成済
紹介動画:http://youtu.be/9zxA3Gt7y3c

 

 

LiteCoin 3:ライトコイン(LTC)

ライトコインは2011年にチャーリー・リー氏によって生み出された暗号通貨で、システムの多くの部分でビットコインが基礎となっている。
ビットコインの改良版、というのがイメージしやすく、一番大きな改善点は送金にかかる時間がビットコインは約10分であるのに対し、ライトコインは約2分半と大幅に短縮されている。
チャーリー・リー氏は元Googleのプログラマであり、暗号通貨の世界では著名人である。氏は業界の発展に大きく寄与していて、業界の大きなフォーラムなどでも常に注目を集めている。
ライトコインの特徴は上述した送金スピードがビットコインより速いこと、コインの発行総数が8400万LTCに設定されていることであるが、これ以外の基本的な部分はビットコインに似ているのでビットコインに関する記述も併せて確認頂きたい。

関連情報
オープン時期:2011年8月
ライトコインプロジェクト:https://litecoin.org/ja/
最大生成コイン数:8,400万LTC
生成アルゴリズム:スクリプト
紹介動画:http://youtu.be/q7B7S88RtV8

 

 

monacoin 4:モナーコイン

モナーコインは日本初の暗号通貨として2013年12月にスタートした。発祥元は巨大掲示板の「2ちゃんねる」である。
プログラムはビットコインなどと同様のオープンソースとなっており、モナーコインプロジェクトというチームによって作成及び開発がなされているがこれらは管理者ではなく、ビットコイン同様管理集権団体は存在しない。
「モナー」とはキーボードでタイプできる文字や記号などで作成する、「アスキーアート」のキャラクターである。
コインの送金など基本的な構造はビットコインに近いが、日本発ということで主に日本国内で注目する人々が増加している。

関連情報
オープン時期:2013年12月
モナーコインプロジェクト:http://monacoin.org/ja/index.html
スタートモナーコイン:http://monacoin-crypto.blogspot.jp/
最大生成コイン数:1億512万MONA
生成アルゴリズム:スクリプト
紹介動画:http://youtu.be/ttZDWnAsDhM

 

 

stellar 5:ステラ(STR)

2014年8月に発足した比較的新しい仮想通貨。システムの多くの部分がRippleに酷似しており、一部では「Rippleのコピー」とも呼ばれているが、注目されるのはこのステラを立ち上げたのが、ジェド・マケ-レブ氏ということが大きな要因である。マケ-レブ氏はビットコインのシステム開発、かのMt.GOX取引所、そしてRippleの立ち上げに関わってきた、暗号通貨の世界ではプロ中のプロである。
また、ステラにはMIT(マサチューセッツ工科大)メディアラボ所長の伊藤穰一氏がアドバイザーとして名を連ねている。同氏は他にMozilla財団やSONYのボードメンバーでもある。
ステラはマケ-レブ氏が立ち上げたことなどで暗号通貨関連業界では当初から注目され、ウォレットの開設時にコインが一定数もらえるなどのキャンペーンも功を奏し、その数も3ヶ月で300万を超えるなど大きな話題となった。

関連情報
オープン時期:2014年8月
公式サイト:https://www.stellar.org/
最大生成コイン数:1,000億STR
生成アルゴリズム:生成済

 

 

bitshares 6:BitShares (BTS)

BitSharesは主にビジネス活動を発展させるために始まったネットワークの通貨。
主な特徴としてセキュリティのシステムをProof of Stake形式をとっているが、取引の承認作業(ビットコインでのマイニング)を101人の代表者が行う、という点である。
この代表者はBitSharesの保有者が投票することで決定され、いつでも代表が変わりうる。従ってビットコインやその亜流コインのようにマイニングによって一般ユーザーがコインを採掘するのはほぼ不可能である。
また派生商品としてBitAssetという、既存通貨との価値を1:1に固定している商品も開発している。これは価格変動の大きい他の暗号通貨よりもビジネスでの取引に有用であるほか、銀行預金のように利子がつくこともある。
機能としては優れている部分も多いが、実効性が出てくるためにはさらなる発展・拡大が必要である。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:https://bitshares.org/
最大生成コイン数:25億BTS
生成アルゴリズム:Proof of Stake

 

 

dogecoin 7:Dogecoin(DOGE)

2013年に海外で人気を博した「ミーム」という柴犬をモチーフに、ジョークから始まったコイン。コインのデザインからも人気になった。
システムはライトコインとほぼ同じとされるが、ネット上ではチップとして使われることが多いようである。

関連情報
オープン時期:2013年
公式サイト:http://dogecoin.com/
最大生成コイン数:未定
生成アルゴリズム:スクリプト
紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=_KVZmS_UO5I

 

 

darkcoin 8:Darkcoin(DRK)

ダークコインは取引の匿名性に特化した暗号通貨であり、ビットコインなど多くの仮想通貨の特徴である「すべての取引をブロックチェーンに公開し、それが正しい取引であることをネットワーク内の全員で確認する」という部分の『公開性』を、匿名性を持ったものにできるようシステム構築したものである。
個々の取引を匿名化し第三者がトレースできないようにすることは、暗号通貨の特性上大きなポイントとなり、今でも数ある暗号通貨の中でも人気のコインとなっている。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://www.darkcoin.io/
最大生成コイン数:2,200万DRK
生成アルゴリズム:X11(複数アルゴリズム)
紹介動画:http://youtu.be/ULVDSfeYnvg

 

 

nxt 9:NXT(NXT)

ネクストは2014年にスタートした、ビットコインの後継コインの一つ。主な特徴としてマイニングのないProof of Stakeを採用していることが挙げられる。マイニングが不要なので採掘時に大量の電力を消費することなどがない点でマイニングを行うコインよりもエコフレンドリーである。
マイニングの代わりにフォージングという方法が取られており、これはより多くのコインを保有することで新規生成コインが当たる可能性が高まる、という方式である。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://nxter.org/
最大生成コイン数:10億NXT
生成アルゴリズム:Proof of Stake
紹介動画:http://youtu.be/UuZH3a5MKik

 

 

Namecoin 10:Namecoin(NMC)

ネームコインはビットコインの亜流として古くから知られている暗号通貨である。
その特徴はDNS登録システムの提供、「.bit」のドメイン名を登録するためにネームコインを使用することができる。「.bit」は分散型のドメインであるため、国家などの中央集権に検閲されることがなく、表現の自由を守ることができるとされている。

関連情報
オープン時期:2011年
公式サイト:http://namecoin.info/
最大生成コイン数:2,100万NMC
生成アルゴリズム:SHA256
紹介動画:http://youtu.be/RwNwrfCVVvM

 

 

Counterparty 11:Counterparty(XCP)

カウンターパーティーはビットコインの技術を使って新しく生まれた仮想通貨である。
Proof of Burnというプロトコルを用い、他の仮想通貨を送るときにそれが二度と使えない状態にし、その際にXCP(カウンターパーティーコイン)が貰える仕組みがスタートした。
この仕組を創成期に行い、ビットコインを燃やすことで約260万XCPが生成された。
その後様々なサービスが生まれ、カウンターパーティーのプラットフォームでは様々な金融商品が生まれているが、カウンターパーティーの発展が進むにつれてXCPのレートも上昇していく。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://counterparty.io/
最大生成コイン数:260万XCP
生成アルゴリズム:Proof of Burn
紹介動画:https://www.youtube.com/McNclx2Zck8

 

 

SuperNET 12:Supernet(UNITY)

スーパーネットは様々な特徴を持つ複数の暗号通貨をブリッジする目的でスタートした。
ビットコインが生まれて以降、Blockchain技術を活用してたくさんの暗号通貨が生まれているが、全てにおいて完璧な通貨は存在していない。そこでこれらの個々のメリットを生かすべく、スーパーネットは「完璧なコインとなる」のではなくそれらを取りまとめて有効活用するというアプローチを行っている。
例えば匿名性の高いトランザクションが可能なコイン、送金が早いコインなど、コインごとに特徴があるが、必要に応じたコインにスーパーネットを使って即時に変換して使うことができるのである。
様々なコインがスーパーネットのコアに選ばれているが、ユニークな特徴のないコインはスーパーネットには含まれない。

関連情報
公式サイト:http://www.supernet.org/en/

 

 

monero 13:Monero(XMR)

モネロはCryptoNoteという暗号通貨における新しい技術をベースとした、進化系のコインである。
ビットコインなどの多くの暗号通貨は取引において完全に匿名で行われるわけではない。暗号通貨ユーザーの中には匿名性へのニーズが根強く、この点においてCryptoNote技術はビットコインなどと比較して大きなメリットを提供している。
またモネロはマイニングによってコインが生成されるが、採掘時には一般的なパソコンに搭載されているCPUを使う仕様となっており、専用採掘機を必要とするその他のコインよりも、より平等であるとされている。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://www.monero.cc/
最大生成コイン数:1840万XMR
生成アルゴリズム:Proof of Work
紹介動画:https://www.youtube.com/XyStjt_hfpQ

 

 

gems 14:GEMS(XGEM)

ジェムズはLINEのようなメッセンジャーのアプリに暗号通貨の概念を取り入れたものである。このアプリを使ってメッセージを送受信することはもちろん、アプリ内の通貨XGEMを送受することが可能であり、さらにウォレットの役割も実装するので他の暗号通貨も扱うことが可能となっている。
大きな特徴の一つが、このアプリをたくさん活用している人ほど多くのコインを得られるというシステムであり、今までのSNSは広告主が大きな収益をあげていたが、ジェムズにおいてはユーザーも利益を得る機会があるという点である。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://www.getgems.org/
最大生成コイン数:1億XGEM
生成アルゴリズム:生成済
紹介動画:https://vimeo.com/113243665

 

 

blackcoin 15:Blackcoin(BLK)

ブラックコインは2014年2月にスタートしたアルトコインのひとつで、コインのサービス開始におけるごく短期間のみProof of Workの仕組みでユーザーにコイン生成の機会を与え、一定期間経過後はProof of Stakeに変更した。
コインの所有量に応じて年次で報酬がコインで支払われる。
従ってコインの総量は固定ではなく毎年増加することになる。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://www.blackcoin.co/
最大生成コイン数:上限なし
生成アルゴリズム:Proof of Work → Proof of Stake
紹介動画:https://www.youtube.com/gGjjoD6PP-8

 

 

bitcoindark 16:BitcoinDark(BTCD)

ビットコインダークは2014年7月にスタートした、ビットコインの匿名性を高めたあるとコインの一つである。オープンから160万コインが生成されるまではプルーフオブワーク、その後は最終的に2200万コインまでプルーフオブステークで生成される、ハイブリッド式となっている。
匿名性を高めるために複数のゲートウェイを通してトランザクションを行う、またCryptonote技術を使うなどの特徴があり、暗号通貨の「分散性」「匿名性」などの点にフォーカスしてビットコインを進化させたものと言える。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://bitcoindark.pw/
最大生成コイン数:160万BTCDまでPoW、その後2200万BTCDまでPoS
生成アルゴリズム:Proof of Work → Proof of Stake

 

 

peercoin 17:Peercoin(PPC)

ピアコインは世界初のプルーフオブステーク暗号通貨として2012年に始まった。
開始当初のごく短い期間のみプルーフオブワークのシステムであったが、現在ではプルーフオブステークとなっている。
プルーフオブステークにすることでビットコインなどのプルーフオブワーク採用コインに比べ、51%問題などの点で優位である。プルーフオブステークはコイン生成においてもよりエコフレンドリーなシステムであり、一般的なコンピューターでも生成が可能とされている。

関連情報
オープン時期:2012年
公式サイト:http://www.peercoin.net/
最大生成コイン数:上限なし:年次インフレ
生成アルゴリズム:Proof of Work → Proof of Stake
紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=7tra0vmparI

 

 

NoFiatCoin 18:No Fiat Coin(XNF)

ノーフィアットコインは2014年1月に始まった、貴金属(金銀地金)に価値を保証された暗号通貨である。XNFコインはいつでも金銀地金と交換することができ、それによってコインの価値が保たれるという点で他の暗号通貨とは一線を画する。元々はRippleネットワーク上で機能していたが、現在ではステラのネットワークで稼働している。
2014年8月からは、XNFを使ってドミニカ共和国での農業へ投資が可能となっている。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://xnfjapan.com/ (国内代理店)
最大生成コイン数:2500万XNF
生成アルゴリズム:生成済み

 

 

19:Neu Coin

ニューコインは既存通貨では不可能な少額の支払い(マイクロペイメント)での活用にフォーカスした新しい暗号通貨である。ビットコインなど既存の暗号通貨が通ってきた歴史から学び、より一般的なユーザーが参加しやすい形でのオープンを目指して開発が進められている。
出資者はキャンディークラッシュサガの開発会社であるキング(NASDAQ上場)、Facebookの執行役員等が名を連ねているとされる。
ニューコインのビジョンは、新規の参加者が無料で試すことができ、使い方が簡単であること。そしてマイクロペイメントに対応することで様々なサービスでの活用が可能となることである。
開発チームは非営利で活動するとしており、コインの普及に寄与した人々がメリットを得られるようにシステムの構築を行っている。

関連情報
オープン時期:2015年(予定)
公式サイト:http://www.neucoin.org/
最大生成コイン数:30億
生成アルゴリズム:Pre-mining → Proof of Stake

 

 

storj 20:Storj coin(SJCX)

ストレージコインはブロックチェーン技術とP2Pプロトコルを使って、匿名性の高い安全なオンラインストレージを提供する暗号通貨である。
既存のクラウドストレージ(ドロップボックスやグーグルドライブ)などが抱えるハッキングや当局による検閲など、個人情報が漏洩するリスクを上記テクノロジによって回避することができるとされている。
また、ユーザーの利用コストも既存のクラウドストレージサービスより劇的に低下する予定であり、上記の匿名性と相まって新時代のデータ保存方法として注目されている。

関連情報
オープン時期:2014年
公式サイト:http://storj.io/
最大生成コイン数:5億SJCX
紹介動画:https://vimeo.com/102119715